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防犯全般

防犯カメラを設置する場所は?注意点やカメラのタイプを紹介

2024.8.1

空き巣の被害を防ぐ対策のひとつに、防犯カメラの設置があります。会社や店舗などでは以前より防犯カメラを設置していましたが、近年では、一般家庭で設置するケースも増えてきました。

この記事では、防犯カメラの設置場所や選び方を紹介します。設置時の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

防犯カメラを設置するメリット

防犯カメラの設置には多くのメリットがあります。主なメリットは以下をご覧ください。

  • 不審者の侵入を防ぐ
  • トラブルを解決しやすくなる
  • 子どもやペットの様子を観察できる

それぞれのメリットを見ていきましょう。

不審者の侵入を防ぐ

防犯カメラが設置してあることで、不審者が侵入しにくくなります。また、店舗なら、防犯カメラが万引きの抑止力になるかもしれません。

犯罪のターゲットになりにくくなるのも、防犯カメラのメリットです。防犯カメラが設置してあるのを見て、「この家に入るのはやめよう」と思いとどまるケースもあるでしょう。

トラブルを解決しやすくなる

家に停めている車の被害や盗難など遭っても、防犯カメラの映像で犯人を特定できるかもしれません。トラブルの早期解決にも、防犯カメラは必要です。

また、店舗なら、万引き防止に役立つだけでなく、商品の数が少ない、陳列棚が荒らされているなどのトラブル発生時に原因を調べられます。警察に報告する証拠にもなるため、防犯カメラの導入を検討しましょう。

子どもやペットの様子を観察できる

スマートフォンと連動できる防犯カメラを室内に設置しておけば、外出先から子どもやペットの様子を観察できます。トラブルがあった時は、すぐに帰宅するなどの対応をとれるので便利です。

また、室内用の防犯カメラなら、工事不要で設置できるタイプを選択できるでしょう。屋内のみまもりを強化したい時も、防犯カメラが役立ちます。

防犯カメラを設置する場所

防犯カメラを設置する場所

防犯カメラを一般家庭で設置する時は、以下の場所がおすすめです。

設置場所 設置する理由
出入口 玄関や裏口などは、侵入犯を含め人が出入りする
駐車場 車上荒らしや自転車、バイクなどの盗難被害を防ぐ
ベランダ ベランダ経由で空き巣が侵入するケースもある
室内 子どもやペットのみまもりにも活用できる

設置する際は、空き巣の手が届かない高さか確認しておきましょう。手が届く場合、犯行におよぶ前に取り外される可能性があります。

また、どこから侵入するかわからないため、いくつか設置することも必要です。家の周囲を見回り、侵入経路になりそうな場所をピックアップしておきましょう。

防犯カメラを設置する時の注意点

防犯カメラを設置する時は、以下のポイントに注意してください。

  • 死角を作らないように配置する
  • 直射日光が入り込まない場所に設置する
  • 周囲のプライバシーに注意する
  • 簡単に破壊されない場所に設置する

それぞれのポイントを解説します。

死角を作らないように配置する

防犯カメラが侵入経路全体を撮影できるように設置しましょう。死角を作ってしまうと、せっかく防犯カメラを設置しても効果を期待できません。

また、盗難防止目的で店舗に防犯カメラを設置する場合は、陳列棚全体を撮影できるように配置します。1台で全てを撮影できなくても、防犯カメラを複数台配置すれば、死角をなくすことは可能です。

直射日光が入り込まない場所に設置する

防犯カメラに直射日光や強い反射光が入り込むと、白飛びして映像が見えにくくなってしまいます。角度や設置場所を調整し、直射日光が入らない場所を選んでください。

また、周辺にガラスや鏡がある時は、反射光が防犯カメラに入り込む可能性があります。季節によっても日光の入り込みは変わるため、映像を確認して適切な場所を選びましょう。

周囲のプライバシーに注意する

防犯カメラで近隣住宅や住民を映さないように配慮することも大切です。

また、映さないように配慮して防犯カメラを設置しても、場所や角度によっては、近隣住民が「日常生活を監視しているのでは?」と誤解するかもしれません。必要であれば映像を見せて、プライバシーに配慮していることを伝えておくようにしてください。

簡単に破壊されない場所に設置する

不審者が防犯カメラを破壊し、犯行しやすい状況を作る可能性がります。手の届かない高所や狭所などを選び、簡単に破壊されないようにしてください。

また、手だけでなく、棒で破壊する可能性もあります。周辺にほうきや物干し竿などを置かないようにしましょう。

【目的別】防犯カメラの選び方

【目的別】防犯カメラの選び方

防犯カメラはホームセンターをはじめとした様々な場所で販売されています。以下では、設置目的に合わせた防犯カメラを紹介します。

ただし、屋外で取り付ける場合は防水や防塵機能、防犯に特化したい場合は音声機能やセンサーライト機能など、機能面を重視して選ぶことも大切です。安さ重視で選んでしまうと、マルウェア感染が起きるなどのリスクも考えられるので注意しましょう。

また、RBSSマークがあるものだと、防犯機器に必要とされる機能と性能の基準をクリアした「優良防犯機器」の安心を示すことができます。

DIYで取り付けるならワイヤレスタイプ

個人で取り付けるなら、ワイヤレスタイプがおすすめです。配線工事の必要がなく、設置後にスマートフォンなどで簡単に設定できます。

また、SDカードで録画できるものなら、録画機不要で映像を残せます。SDカードを自宅のテレビやモニターに挿入すれば、大画面での確認も可能です。

ただし、ワイヤレスタイプは近年ハッキングが問題になっています。初期のパスワード設定をきちんと変更するなどの対策をおこないましょう

夜間の監視なら赤外線暗視タイプ

夜間の監視に活用する場合は、赤外線タイプや暗視タイプがおすすめです。夜間でも映像を確認でき、不審者の特定や予防に活用できます。

道路脇や駐車場の周辺に設置する時は、車のライトなどで反射する可能性があるため、逆光補正機能がついた防犯カメラを選びましょう。逆光補正機能は日中の逆光にも活用できるため、直射日光が入り込む恐れがある場合にも役立ちます。

ただし、赤外線の光は虫が寄ってきやすいと言われているため、画質に影響が出る可能性も想定されます。虫除け対策も実施するほうがよいでしょう。

 常時監視しない場合や動物監視にはトレイルタイプ

トレイルタイプとは、人感センサーにより、人が通ると察知して撮影する防犯カメラです。人を察知した時のみ反応するため、省電力である点も特徴です。配線不要で、乾電池やソーラーパネルで作動します。

ただし、人どおりが多い場所に設置すると、すぐに充電が切れてしまい、肝心な時に撮影できないこともあるかもしれません。人どおりが多い場所には、電源に直接つなぐタイプのほうがよいでしょう。

また、トレイルタイプは基本的に野外の動物確認などに使われる傾向にあります。防犯対策としても使用できますが、人間の顔を認識できるほど高画質なものは高額かつ電力や電池の消費が早いのも注意が必要です。

「MAMOLEO」なら新しい防犯みまもりサービスで防犯対策に役立つ!

防犯やみまもりを強化するなら、「MAMOLEO」の新しい防犯みまもりサービスもおすすめです。ベーシックプランに屋内カメラが含まれており、スマートフォンで映像を確認できるため、離れた場所からでも防犯・みまもり強化が可能です。

不審者やトラブルがあった時は、すぐに連絡して警備員が駆けつける「駆けつけサービス」もご利用いただけます。

ベーシックプラン

初期費:3,300円(税込)
月額利用料:2,200円(税込)

  • IoT機器により、宅内のみまもり・安全を確保できる
  • 自宅への依頼駆けつけサービス(年1回・最大30分無料) など

オプションサービスのGPSタグ※をご利用いただければ、防犯カメラではチェックできない外出中のお子さまのみまもりも強化できます。ご家族の安全確保のためにも、ぜひご検討ください。

  • ※ 「GPSタグ」は、月額料金1,100円/台(税込)でご利用いただけるオプションサービスです。

まとめ

近年、防犯カメラを設置するご家庭は増えてきています。ぜひ紹介した情報も参考にして、設置場所やカメラの種類をお選びください。

また、防犯カメラを設置するだけでは防犯・みまもりは万全とはいえません。スマートフォンと連動した映像確認サービスや駆けつけサービス、GPSを活用した外出時のみまもりサービスなども検討してみてはいかがでしょうか。

  • 記事監修 三沢おりえ
  • 記事監修 三沢おりえ

    記事監修

    総合危機管理アドバイザー

    三沢おりえ

    防犯・防災の総合危機管理専門家。メディア、講演会、セミナー、監修などで活動。企業、自治体、大学向けに行う座学と実技の逃げるための護身術、ダイバーシティ系セミナーやハラスメント対策や防犯、防災指導など、ストレスを最小限抑えた形式で行う講座に定評がある。総合防犯整備士、危機管理士、非常食研究家、元硬式空手世界チャンピオン。日本災害危機管理士機構、日本防犯設備協会、総合防犯士会所属。

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