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一戸建てでおすすめの防犯対策6選!侵入者に狙われやすい家の特徴や侵入経路も解説

2024.8.1

一戸建ては、共同住宅に比べて侵入窃盗のリスクが高い傾向にあります。そのため、一戸建てに住んでいる、またはこれから住む予定がある方にとっては、防犯対策が気になるでしょう。

また、効果的な防犯対策を行うのであれば、侵入経路や狙われやすい環境を理解しておく必要があります。

この記事では、一戸建てにおすすめの防犯対策を紹介するほか、防犯対策が必要な理由、狙われやすい家の特徴なども解説します。

一戸建てで防犯対策が必要な理由

侵入窃盗の被害は年々減少傾向にありますが、それでもまだまだ多い状況です。警視庁によると、令和4年の侵入窃盗の被害は1万5,692件となっており、一日あたり約43件発生しています。

また、侵入窃盗の発生場所の割合では、一戸建てが33%と最も多くなっており、侵入窃盗に狙われやすい傾向があります。

特に侵入窃盗のなかでは空き巣被害が最も多く、約3分の1を占めているため、個々の防犯対策が重要です。

防犯対策の前に知っておきたい不審者の侵入経路

一戸建てへの侵入経路はいくつか考えられますが、侵入経路の第1位は窓、第2位は玄関となっています。

以下で、それぞれが侵入経路になりやすい理由を解説します。

一戸建てでは50%以上が窓からの侵入

住居のタイプに関係なく、侵入経路として最も多い場所が「窓」です。特に一戸建てでは窓からの侵入が多く、53.5%を占めています。

窓からの主な侵入手口は、以下のとおりです。

  • 無施錠
  • ガラスを破壊後に解錠する

外出時に窓を閉めることは大切ですが、一般的な窓ガラスは数秒程度で破壊できてしまうため、そもそも侵入者が窓に近づきにくい環境を整える工夫が必要でしょう。

意外と多い玄関からの侵入

侵入経路として2番目に多い場所が「玄関」です。玄関からの主な侵入手口は、以下のとおりです。

  • 無施錠
  • バールなどの工具でドア錠を破壊する
  • ピッキング
  • サムターン回し

玄関は道路に面しているため、侵入される心配がないように感じられます。

しかし、一般的なドアのピッキングは1分もかからないといわれており、ドアからの侵入も短時間でできてしまうので注意しましょう。

留守が多い・セキュリティーが弱い一戸建ては狙われやすいので注意

空き巣や家宅侵入などの犯行に狙われやすい一戸建ての特徴は、以下のとおりです。

  • 戸締まりをしていない
  • 留守が多いまたは、時間が決まっている
  • 庭木などで死角が多い
  • 通行人が少ないなど人目につきにくい

侵入者は、基本的に見つかるリスクの低い家を狙います。警視庁の調査によれば、侵入者は、侵入に5分かかると約7割があきらめ、10分かかるとほとんどがあきらめるとされています。

そのため、防犯対策を行うことで侵入されるリスクが低くなる可能性があるでしょう。

一戸建てにおすすめの侵入しづらい環境を作る防犯対策3選

一戸建てにおすすめの侵入しづらい環境を作る防犯対策3選

侵入窃盗を防ぐためには、侵入しづらい環境を作ることが大切です。以下で、侵入しづらい環境を作るためのおすすめの防犯対策を紹介します。

防犯カメラやセンサーライトを設置する

防犯カメラやセンサーライトを設置することで、侵入者に「防犯意識の高い家」と認識させられるため、侵入窃盗を防ぐ効果が期待できます。

防犯カメラとセンサーライトの主な効果は、以下のとおりです。

防犯対策 効果
防犯カメラ 侵入者への威嚇になる
死角をカバーできる
被害に遭った時の証拠になる
センサーライト 不審者の存在に気がつきやすくなる
侵入者への抑止になる
暗くなる時間帯の死角をカバーできる

どちらか片方でも防犯対策にはなりますが、両方を組み合わせるとより効果的でしょう。

庭などに音の出る防犯砂利を敷く

防犯砂利とは、踏むことで音が鳴る砂利のことです。庭や敷地内に防犯砂利を敷くことで、砂利の上を歩くと音が鳴り、侵入者への抑止になります。

防犯砂利は手軽に設置が可能な他、コストも比較的低いので導入しやすい防犯対策です。

目につく場所に防犯ステッカーを貼る

家の目立つ場所に防犯ステッカーを貼るのも、抑止として効果が期待できます。

自治体によっては、防犯ステッカーを配布している場合がある他、販売しているネットショップや店舗も多数あるため、確認してみましょう。

ただし、防犯カメラなどの対策が不十分な場合は、防犯ステッカーを貼っていても逆効果になることがあるので、注意が必要です。防犯シールはあくまでも補助的な対策として導入しましょう。

一戸建てにおすすめの物理的な防犯対策3選

侵入しづらい環境を整えることは大切ですが、侵入を防ぐための物理的な防犯対策も行っておきたいところです。以下、宅一戸建てにおすすめの物理的な防犯対策を紹介します。

CP部品を導入する

CP部品とは、試験によって抵抗時間が5分以上であることが確認された防犯性能の高い建物部品のことです。

CP部品には、侵入者の7割があきらめるといわれる5分以上の抵抗時間があるため、導入すれば侵入窃盗を防止できる可能性が高くなります。

窓やドアなどの様々なCP部品が販売されているため、必要に応じて導入を検討しましょう。

玄関・窓にディンプルキーや補助錠を導入する

玄関や窓の鍵を工夫することも防犯対策のひとつです。

例えば、玄関のドアには構造が複雑なディンプルキーを導入したり、補助錠をつけたりすると防犯効果が期待できます。また、窓のサッシには補助錠をつけることで、侵入がしづらくなるでしょう。

なお、窓に関してはガラスを割られてしまうことも多いため、防犯効果をより高めたいのであれば、ガラス全面に防犯フィルムを貼ることもおすすめです。

ホームセキュリティーへの加入を検討する

本格的な防犯対策を希望する方は、ホームセキュリティーへの加入がおすすめです。

ホームセキュリティーでは、侵入者を感知する人感センサーや窓ガラスの破壊・振動センサーなどの設置が可能な場合があります。センサーが侵入者を感知した時は、警備業者が駆けつけてくれるなどの様々なサービスがあります。

また、ガス漏れや火災などのトラブル時もサポートを受けられるため、侵入窃盗を防止だけでなく、生活自体に安心感も生まれるでしょう。

万が一に備えて駆けつけサービスなどのあるセキュリティーサービスに入っておけば、より安心できます。

自宅の防犯対策には、「MAMOLEO」の新しいみまもりサービスがおすすめ

「MAMOLEO」では、IoT機器とスマートフォンアプリを使用した、新しい防犯みまもりサービスをご提供しています。

ベーシックプランであれば月々2,200円(税込)でご利用いただけ、ご希望にあわせてオプションサービスを付加していただけます。

ベーシックプラン

初期費:3,300円(税込)
月額利用料:2,200円(税込)

  • IoT機器により、宅内のみまもり・安全を確保できる
  • 自宅への依頼駆けつけサービス(年1回・最大30分無料) など

みまもり機器は、屋内カメラ人感センサーのどちらかをお選びいただきます。

例えば「屋内カメラ」では、動体検知・音声検知で異変をお知らせする他、通話機能が付いているため、自宅で留守番中のご家族と通話も可能です。

また「人感センサー」は、赤外線センサーによって異変をお知らせするため、プライバシーに配慮したみまもりが可能です。

さらに、窓やドアに「開閉センサー」を取り付けることで、不在時などにドアや窓が開けられるとスマートフォンに通知が届く仕組みになっています。

お客さまの環境にあわせてサービス内容のカスタマイズが可能なため、防犯・みまもりサービスの導入を検討している方は、ぜひ「MAMOLEO」にご相談ください。

まとめ

一戸建ては、共同住宅に比べて侵入窃盗の被害が多くなる傾向があるため、ご自身で防犯の意識を持つことが大切です。

防犯対策には、侵入者を抑止する対策と物理的に侵入を防ぐ対策があるので、紹介した内容を参考に、できることから防犯対策をはじめてみましょう。

  • 記事監修 三沢おりえ
  • 記事監修 三沢おりえ

    記事監修

    総合危機管理アドバイザー

    三沢おりえ

    防犯・防災の総合危機管理専門家。メディア、講演会、セミナー、監修などで活動。企業、自治体、大学向けに行う座学と実技の逃げるための護身術、ダイバーシティ系セミナーやハラスメント対策や防犯、防災指導など、ストレスを最小限抑えた形式で行う講座に定評がある。総合防犯整備士、危機管理士、非常食研究家、元硬式空手世界チャンピオン。日本災害危機管理士機構、日本防犯設備協会、総合防犯士会所属。

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