MAMOLEO(マモレオ)

子どもの防犯

小学生にGPSは必要?機能やメリット、注意点を詳しく解説

2024.8.1

子どもが小学校に入学すると、友達と様々な場所に出かけるようになります。「犯罪やトラブル、事故に巻き込まれないだろうか」と心配している保護者も多いのではないでしょうか。

緊急時に子どもの居場所に迅速に駆けつけ、安全を確保したいのであれば、GPSを活用したみまもりサービスの契約も選択肢のひとつです。

この記事では、小学生の子どもがいる保護者に向けて、GPSによるみまもりサービスの内容を詳しく解説します。搭載されている機能やメリット、注意するべき点をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

小学生にみまもりGPSは必要?

外出中の小学生を狙った犯罪が発生する場合があります。そのため、「小学生の子どもにGPS機器を持たせるほうが良いのだろうか」とお悩みの保護者もいるでしょう。

GPS機器を活用したみまもりサービスを契約すれば、外出中の安全を確保しやすくなり、防犯につながります。子どもの安全のために、GPS機器を持たせることも選択肢のひとつです。

なお、GPS機器で実現できることや注意点を正しく把握した上で購入・契約しましょう(詳細は後述)。まずは、GPSに関して詳しく説明します。

そもそもGPSとは?

GPSとは、「Global Positioning System」の略で、日本語では「全(汎)地球測位システム」と訳されます。人工衛星からの電波を受信して位置を測定するシステムで、アメリカ合衆国によって航空機や船舶を支援するために開発されました。

アメリカ以外の国家・地域でも、欧州の「Galileo」、ロシアの「GLONASS」、中国の「BeiDou」、日本の「みちびき」など、同様のシステムが運用されています。

GPSを活用した小学生みまもりサービス(子ども用GPS)が増加中

近年、小型のGPS機器を活用して子どもや高齢者などのみまもりを実施する(どこにいるのかを把握できる)サービスが増加中です。通販サイトなどでは、多種多様な子ども用GPS機器が販売されています。

スマートフォンにもGPS機能が搭載されていますが、学校などの施設によっては持ち込みが禁止されている場合もあるでしょう。

小型GPS機器を活用すれば、スマートフォンの持ち込みが禁止されているエリアに子どもがいても、保護者が居場所をいつでも確認できます。

小学生みまもりサービス(子ども用GPS)の機能

以下は、小学生向けみまもりサービス(子ども用GPS)の主な機能の例です。サービスによって利用可能な機能が異なるので、契約前に各事業者の公式サイトで内容をご確認ください。

  • 現在位置を表示する機能
  • 通話やメッセージを送受信する機能
  • 不審者情報との連携や防犯ブザー機能

それぞれを詳しく説明します。

現在位置を表示する機能

小学生みまもりサービス(子ども用GPS)の基本機能として、機器の保有者が現在どこにいるのかを表示する仕組みがあります。なお、保護者のスマートフォンアプリと連携して、地図上に表示可能です。

製品・サービスによっては、特定のエリアを登録することで、エリア外に出た際にアラートを鳴らしたり、保護者のスマートフォンに通知したりする機能も搭載されています。

通話やメッセージを送受信する機能

製品・サービスによっては、保護者と子どもとの間で音声通話やビデオ通話、メッセージ(テキストデータ)の送受信を行える場合もあります。いつもと異なるエリアに子どもがいる状況で、音声でやり取りすれば互いに安心できるでしょう。

なお、音声データをテキストデータに自動変換する機能が搭載されている製品・サービスもあります。仕事中や鉄道・バスなどで移動中でも、周囲を気にせずにやり取りが可能です。

不審者情報との連携や防犯ブザー機能

製品・サービスによっては、不審者情報と連携する機能や、防犯ブザー機能も搭載されています。

警備会社に直接、SOSを発信できる製品・サービスもあります。共働きで父親も母親もすぐに駆けつけられない世帯におすすめです。

小学生みまもりサービス(子ども用GPS)のメリット

小学生見守りサービス(子ども用GPS)のメリット

以下は、小学生向けみまもりサービス(子ども用GPS)を活用するメリットです。

  • 犯罪から子どもを守りやすくなる
  • 事故から子どもを守りやすくなる

それぞれのメリットを詳しく説明します。

犯罪から子どもを守りやすくなる

犯罪に巻き込まれるリスクが高いエリア(繁華街など)に子どもが接近している際に、保護者が音声通話などで注意すれば、安全確保につながるでしょう。自動的に音声で警告する製品・サービスも存在します。

万が一犯罪の被害に遭っても、現在位置を確認できるため、保護者が迅速に駆けつけることが可能です。なお、防犯ブザー機能が搭載されていたり、警備会社にSOSを発信できたりする製品・サービスもあります。

事故から子どもを守りやすくなる

交通量が多いエリアなど、交通事故に巻き込まれる危険性が高い場所に子どもが遊びに行っていることを把握した場合に、保護者が音声通話などで注意できるサービスもあります。

横断歩道を渡る、左右を確認する、自転車をゆっくりと運転するなどの注意を促すことで、子どもの安全意識が高まり、交通事故に遭いにくくなるでしょう。

小学生みまもりサービス(子ども用GPS)を利用する際の注意点

小学生みまもりサービス(子ども用GPS)を利用する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 事前に充電する
  • 紛失しないようにストラップなどで取り付ける

各注意点に関して詳しく説明します。

事前に充電する

充電されていない状態では、機器が作動しません。万が一の事態に備えて、事前に充電しておきましょう。

長時間持ち運ぶのであれば、バッテリー容量の大きい製品がおすすめです。バッテリーが減少すると通知され、充電忘れの防止が可能な製品も存在します。

紛失しないようにストラップなどで取り付ける

小学生の場合、クラスメイトと遊んでいる際に、機器を紛失する可能性があります。ストラップでカバンに取り付ける、首からぶら下げるなどの対策を講じてください。

業者によっては、ランドセルに取り付けるための専用アクセサリを販売している場合もあります。

小学生みまもりサービス(子ども用GPS)の選び方

以下は、小学生みまもりサービス(子ども用GPS)の選び方です。

  • 位置の測定精度が高い製品・サービスを選ぶ
  • バッテリーの容量が大きい製品を選ぶ

それぞれに関して詳しく説明します。

位置の測定精度が高い製品・サービスを選ぶ

位置の測定精度が低い製品を選んでしまうと、子どもの居場所を正確に把握できません。なるべく精度の高い機器・サービスを購入・契約しましょう。

なお、精度は使用環境によって変わることにご留意ください。地下や窓のない室内など、GPSの電波が届きにくい環境では精度が低下します。GPSの電波が届きにくい環境でも使用したい場合は、Wi-Fiや携帯電話の通信用電波(4G、LTE)に対応した製品をお選びください。

バッテリーの容量が大きい製品を選ぶ

GPS機器は、バッテリーの残量がない状態では機能しません。そのため、なるべくバッテリーの容量が大きい製品を選ぶべきです。

なお、下校後、すぐに塾に行く場合、充電する時間的余裕がありません。朝から夕方まで機器が動作できるだけのバッテリー容量があるかどうかをチェックしましょう。

「MAMOLEO」の新しい防犯サービスなら、お子さまのみまもり機能が充実

「MAMOLEO」は、IoT機器とスマートフォンアプリを使用した防犯みまもりサービスをご提供しています。

ベーシックプランであれば月々2,200円(税込)でご利用いただけ、ニーズに応じてオプションサービスを付加いただけます。

ベーシックプラン

初期費:3,300円(税込)
月額利用料:2,200円(税込)

  • IoT機器により、宅内のみまもり・安全を確保できる
  • 自宅への依頼駆けつけサービス(年1回・最大30分無料) など

みまもり機器の「屋内カメラ」や「人感センサー」で動体・音声を検知し、異変があればすぐにお知らせします※1。屋内カメラには通話機能が付いているため、ひとりでお留守番中のお子さまとの通話も可能です。

また「開閉センサー」を取り付けることで、外出中にドアや窓の開閉があった場合、スマートフォンアプリに通知が届く仕組みになっています。シールで貼り付けるタイプなので、設置が簡単で跡が残らないことも特長です。

さらにGPSタグ※2のオプションサービスに加入すると、みまもれる範囲を家の外へ拡大できます。自宅・学校・塾など、指定した場所をGPSタグが通過した際に、保護者が通知を受け取れます。お子さまが機器を持ち歩けば、正確な位置情報をマップ上からリアルタイムで確認可能です。

なおGPSタグでは、プロの警備員による駆けつけサービス※3※4もご提供しているため、いざという時でも安心です。

家ナカだけではなく家ソトもトータルで見守るため、共働き世帯でも安心できます。防犯・みまもりサービスの導入を検討している方は、ぜひ「MAMOLEO」をご検討ください。

  1. ※1 みまもり機器は屋内カメラまたは人感センサーのどちらかをご選択いただけます。
  2. ※2 「GPSタグ」は、月額料金1,100円/台(税込)でご利用いただけるオプションサービスです。
  3. ※3 家族(子ども)を預かっている施設(塾・学校)などには対応ができません。
  4. ※4 GPSタグの位置情報は直接警備員には連携されません。そのため、GPSの示す住所を警備員にお伝えください。

まとめ

小学生は、同級生と様々な場所に遊びに出かける年齢です。「目が届かない場所で犯罪や事故に巻き込まれるのではないか」と心配している保護者も多いのではないでしょうか。

リスクを少しでも低減するために、小学生みまもりサービスの契約もご検討ください。「MAMOLEO」なら、家ナカでも家ソトでも小学生のお子さまを見守ることが可能です。

  • 記事監修 三沢おりえ
  • 記事監修 三沢おりえ

    記事監修

    総合危機管理アドバイザー

    三沢おりえ

    防犯・防災の総合危機管理専門家。メディア、講演会、セミナー、監修などで活動。企業、自治体、大学向けに行う座学と実技の逃げるための護身術、ダイバーシティ系セミナーやハラスメント対策や防犯、防災指導など、ストレスを最小限抑えた形式で行う講座に定評がある。総合防犯整備士、危機管理士、非常食研究家、元硬式空手世界チャンピオン。日本災害危機管理士機構、日本防犯設備協会、総合防犯士会所属。

この記事のタグ

SHARE

関連記事